VMware Fusion4についてDHCP&ポートフォワードの設定
VMware Fusion 4 プロモーション期間限定優待版
- 出版社/メーカー: アクト・ツー
- 発売日: 2011/10/14
- メディア: DVD-ROM
- 購入: 1人 クリック: 132回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
Mac OS X Lion向けにいい感じにアップグレードされたVMware Fusion 4。
VMware Fusion 3のDHCPとポートフォワードの設定から、少し変わっていたので、まとめをしておく。
ちなみに、at your own riskで。
設定ファイルの位置が変更された
VMware Fusion 3のときは、以下のディレクトリにnat.confやら、dhcpd.confなどの設定系のファイルがあった
/Library/Application Support/VMware Fusion/
けど、VMware Fusion 4からは、ディレクトリの位置が変更
/Library/Preferences/VMware Fusion/
尚、VMware Fusion3からアップグレードした場合、以前の設定ファイルは全て、.bakファイルとしてバックアップされた状態で移動されている。
DHCPの設定
手始めに、DHCPの設定から。
ポートフォワードをするために、割り当ての固定をしておくと便利なので、ここから。
% vim /Library/Preferences/VMware\ Fusion/vmnet8/dhcpd.conf
今回はポートフォワードの為のリースするIPの固定化をしたいので、lease-timeは置いておいて、
subnet周りは以下の用な感じになっている。
subnet 172.16.158.0 netmask 255.255.255.0 { range 172.16.158.128 172.16.158.254; option broadcast-address 172.16.158.255; option domain-name-servers 172.16.158.2; option domain-name localdomain; default-lease-time 1800; # default is 30 minutes max-lease-time 7200; # default is 2 hours option netbios-name-servers 172.16.158.2; option routers 172.16.158.2; }
インストールされた時点でのIPは、172で始まってたり、192で始まってたり、適当なので、好みの番号に設定する場合は、変更が必要。
ただし、172を192にしたりとか変更した場合は、他のファイルも修正する必要がある。
具体的には、以下のファイルが主な影響範囲
/Library/Preferences/VMware Fusion/networking /Library/Preferences/VMware Fusion/vmnet8/nat.conf
それぞれ、IPアドレスの設定を行なっている行を修正する。
ポートフォワードの設定(NATの設定)
今回はvmnet8にあるnatの設定を変更する。
尚、nat.confをいじるため、仮想環境のネットワークの設定は、NATであることが前提。
% vim /Library/Preferences/VMware\ Fusion/vmnet8/nat.conf
で、incomingtcpの設定を以下のような感じで。
以下の設定の場合、sshは、2222版ポートの場合フォワードして、80版、443版は、そのままポートフォワード!
[incomingtcp] 2222 = 172.16.158.141:22 80 = 172.16.158.141:80 443 = 172.16.158.141:443
設定の反映
VMware Fusion 3のときは、以下のファイルでりスタートすれば反映できた。
/Library/Application Support/VMware Fusion/boot.sh
けど、VMware Fusion 4ではboot.shがなくなったので、仮想イメージ側をシャットダウンして、VMware Fusionを終了して、再起動する必要がある。
逆に言えば、それだけでOK。むしろ手軽になった?