git logをltsvにする
コミットの情報をもとにファイルチェックとかしてみよう、という感じからgitだとどうしようということでログから情報を取り出す。
subversionで、svn ls -v <URL>
してとれるような情報のイメージ。
ついでにプログラムから加工しやすいようにLTSVにする。
git log -n 1 --format="hash:%H%x09author_date:%at" <file>
分解して理解
git log
: 省略
-n 1
: とりあえず今回は、指定したファイルに対する最新のコミットを取得できればいいので、1つだけ。
--format
: ログのフォーマットを指定する。続く引数内で、%
なんとかみたいにすると情報を埋め込めたりする。くわしくは、git help log
内のPRETTY FORMATS
を参照。
hash:
: ここまでは単なる文字列。LTSVのキー。
%H
: コミットハッシュ。 %h
にすると省略形(7桁くらいになってるやつ)のコミットハッシュ。
%x09
: %x
はあとに続く16進数のコードに対応した文字を埋め込む。09
はタブ。故にLTSVの区切り文字。
author_date:
: ここも単なる文字列。LTSVのキー。
%at
: author dateをunix timestampで表示する。rubyからなら、Time.at
を使えばTimeオブジェクトに変換できる。comitter dateを使うかどうかみたいな話はここの主題ではないので省略。
使用上の前提条件というか、現在のこの記事の状況。
- リモートリポジトリの情報をfetchしたりするのは別途必要ということで。
- コミットメッセージ内にタブが含まれてたらどうしようとか思って、まだLTSV化するログの中にコミットメッセージを入れることは試していない。