VMwarePlayer3で動かしているゲストOSに、外部から接続するための設定

ポートフォワーディングの仕方がわからなかったので調べてみました。

使ったもの

  • VMwarePlayer
    • VMware-player-3.1.2-301548.exe

環境構築については、前回のブログを御覧ください。

背景

  1. 今週、WindowsXPの中に、VMwarePlayer3とcentosを使って、開発環境を構築しました。
  2. 基本的に、会社のポリシーとして開発環境はNATでの接続としている。(直接Physical Networkにつないでいない。)
  1. 開発のメインはiMacで行っているため、Windows単体では使わない。(Windowsは開発環境を動かしておくための母艦+IEでWebアプリの挙動を確認するためのマシン)
  2. iMacから、ssh接続(+http、httpsでの接続)をおこないたい。
  1. 以上の2点から、VMwarePlayerのゲストOSにポートフォワーディングする必要がある。

というような背景があります。

作業

vmnetcfg.exeの用意

VMwarePlayerのゲストOSへポートフォワーディングするための設定アプリケーションがvmnetcfg.exe。VMwarePlayer3から標準でインストールされなくなりました。

VMware-Playerのインストールファイル(例:VMware-player-3.1.2-301548.exe)をコマンドプロンプトを使って展開します。

VMware-player-3.1.2-301548.exe /e .\extract

extractフォルダが生成され、インストールファイルの中身が展開されます。

展開されたフォルダの中の、vmnetcfg.exeを、VMwarePlayerのインストールフォルダ(c:\Program Files\VMwarePlayer とか)にコピーします。

vmnetcfg.exeの設定

VMnetcfg.exeを起動します。

  1. 上部の仮想ネットワークの一覧の中で、外部接続が「NAT」と表示されているものを選択します。
  2. 「NAT設定」というボタンをクリックします。
  3. ポートの転送に、ポートフォワーディングしたいポート、IPアドレスを追加します。
    • sshなら22番ポート、httpなら80番ポート、httpsなら443番
    • 仮想マシンIPアドレスは、仮想マシンを一度起動して、端末(Gnome端末とか、windowsのsshクライアント)から、ifconfigとコマンドをいれて、確認します。何もしてなければeth0のipaddrとかかな。
ファイアウォールの設定

centosのファイアウォール、windowsのファイアウォールをそれぞれ適切に設定します。

確認

iMacから、ssh接続してみました!完璧!

参照