たのしいVim(初心者向けVim講座) その3 Vimを始めてみよう!
:command
- vimでなく、shellのコマンドを示すときは、% から始めます。
% command
Vimを効率的に利用し始めるには、以下の手順がおすすめ
- 効率的なテキストエディタを使いたい!効率的にコーディングしたい!という強い思いを持つ。
- vimtutor先生に30分間習う。
- 自分がつくっているアプリのコーディングに使う。
- まわりの人にどんな使い方をしているか聞いてみる。
- カスタマイズしたりして、とにかく効率的にコーディング出来るように追求する。
では行きましょう。
効率的なテキストエディタを使いたい!効率的にコーディングしたい!という強い思いを持つ。
大事なことは、目的意識を持っておくこと。
vimは道具なので、何のためにその道具を使いたいのか、という目的意識を持って、その道具の練習を始めてください。
そして、実践で持って練習してあげてください。そうすると、これってもっと効率的に作業できないかな、という感覚がふつふつと湧いてくるはずです。
vimtutor先生に30分間習う。
まずは先生に習います。皆さんの最初の先生は、コマンドから起動される実践式のマニュアル「vimtutor」先生です。
CUIを使っている人は、ターミナルの中でおもむろに以下のコマンドを打ちます。
% vimtutor
GUI版では、gvim(MacVim)をおもむろに起動してから、さらにおもむろに以下のコマンドを打ちます。
:Tutorial
コロンをタイプすると、vimのコマンドを入力できるようになります。vimのコマンドとして、Tutorialというコマンドを呼び出しているのですね。
おそらく、30分程度で全工程を完了できるかと思います。慣れてきてからもう一度やってみてもいいでしょう!結構面白いです。
自分がつくっているアプリのコーディングに使う。
vimtutor先生に習ったので、早速実践に移ります。
とはいえ、いきなり初めても、忘れてしまいますよね。
ということで、以前のエントリーからの抜粋したものをチートシートとして見ながら実践してみてください。
vimについてうだうだとまとめてみた。 - SUGI @ to be a PLATINUM creator ...
http://d.hatena.ne.jp/sugilog/20100325/1269527258
良く使うコマンドをまとめておく。
- ファイル操作
:w 上書き保存 :q 編集終了 :q! 強制的に終了(編集されていても保存確認せず終了) :wq 保存して終了 ZZ 同上 :e [file-name] ファイルをコマンドで指定して編集 :E vim上でファイルリストを開いてファイルを指定し、編集作業 :bd カレントのバッファーを閉じる :bn 次のバッファーに移る :bp 前のバッファーに移る
- 標準モード時
j 上へ(カーソル移動) k 下へ(カーソル移動) h 左へ(カーソル移動) l 右へ(カーソル移動) x カーソル位置の文字を消去 u アンドゥ yy その行をヤンク dd その行を削除する y[num] num行分ヤンクする d[num] num行分削除する y0 カーソル位置からその行の先頭まで d0 カーソル位置からその行の先頭まで y$ カーソル位置からその行の終わりまで d$ カーソル位置からその行の終わりまで yw カーソル位置の単語をヤンク yW カーソル位置の単語をヤンク(:や%などを含む) p ヤンク、削除したものをカーソルの次の行(or次の位置)に貼り付ける P ヤンク、削除したものをカーソルの前の行(or前の位置)に貼り付ける i インサートモードを実行(そのカーソルの位置で) a インサートモードを実行(次のカーソルの位置で) o インサートモードを実行(次の行を追加して) O インサートモードを実行(前の行を追加して) v ヴィジュアルモードを実行 V ヴィジュアルモード(行選択)を実行 r 上書き入力リプレイスモード(その文字だけ) R 上書き入力リプレイスモード(escするまで) :s/hoge/fuga/g hogeをfugaに置換 /hoge でhogeを本文から検索(検索結果はnもしくはNでジャンプできる) :noh 検索結果でハイライトされたもののハイライトを表示しなくさせる :[num] num行へ移動 gg ファイルの先頭へ移動 G ファイルの末へ移動
- インサートモード時
基本的にはそのたのエディタで入力するときと同じ
esc で標準モードに戻る
分からなくなったら
すかさず
:help
もしくは
:help command
と入力!