MacとWindowsで開発環境共有 その1 Synergyで併用
開発環境の整理整頓をしていたら、結果MacとWindowsの併用で、トリプルディスプレイ、みたいなことになっています。
弊社はもともと全メンバーがデュアルディスプレイ、という施策をもって業務効率のカイゼンに取り組んでいたのですが、
最近では、トリプルやらクアッドにすることでの業務効率改善も始まったので、自分の環境もカイゼンしてみようとしたわけです。
その設定など、今後何かしら参考になる人がいるかも知れないので、メモメモ。
現在の会社の開発環境
カイゼンをしようと思った経緯
もともとはWindowsnのデュアルディスプレイだけで作業をしていた。
将来的なプロジェクトの異動を見越して、会社がMacを購入してくださいました。
- せっかくなので、Macをメイン機に使いたい!(家でもMac使ってるし)
- しかし今まで携わっていたプロジェクトの開発環境がすべてcentos上にあり、VMwareでつくり直すのもめんどくさい。(コスト高!!)
ということで、MacとWindowsを連携させることになりました。
Synergyの導入
まずは、机の上にキーボードやマウスがいくつもあることを解消します。
ということで、登場するのがSynergy。
今回はMacをメイン機にしたい、ということで、Macのキーボードとマウスを使う設定を行ないます。
ダウンロード
Mac、WindowsそれぞれでSynergyをダウンロード、インストールします。
種類がいろいろありますが、今回使用したものは、
- Mac
- SynergyKM http://synergykm.sourceforge.net/
- Windows
- Synergy http://synergy2.sourceforge.net/
Mac版のSynergyKMは環境設定パネルから利用出来る、という点、キーマップに強い(らしい?)という点で採用です。
作業
- Mac、WindowsそれぞれでSynergyをダウンロード、インストールをおこないます。
- WindowsのSynergyの設定
- Use another conputer's...のフォームに、MacのIPアドレス(もしくは名前)を入力します。
- Advanced optionoを開いて、Windows機のscreen nameを確認しましょう。
- Auto runを開いて、cumputer start側のauto runをインストールしておきます。
- WindowsのSynergyを一度閉じます。
- MacのSynergyKMの設定
- 環境設定パネルからSynergyKMを開く。
- Generalタブで、「Share my kerboard and mouse」にチェックが入っていることを確認。
- Server Configurationでsynergyするマシンを追加します。
- このサイトを参考にしました。 http://www.bison.jp/nucleus/index.php?itemid=319
- MacのSynergyKMのGeneralタブで、「Turn Synergy On」をクリック。
- Statusが待ち状態になります。
- WindowsのSynergyを開いて、「Start」します。
- MacのSynergyKMのStatusが「Connected」になれば完了!
補足
Macが未ログイン状態だったりすると、Windowsの操作はうまくできない(んじゃないか)と思います。
Windowsがスクリーンセーバーになると、たまにSynergyの接続が切れます。