RedmineをMacのSitesフォルダで動かしてみる。
Redmine
Ruby on Railsで記述された、オープンソースのプロジェクト管理ソフトウェア。
ウェブベースでいろんなことができる。
ということなので、便利なわけです。サーバーもってたりすれば。
ん?サーバー?
- 契約・・・してません
- 知識・・・ありません
じゃあ、だめじゃん。と諦めないのが漢ですよ。
もちろん、Ruby on Railsなので、localhost内での簡易サーバー立ち上げってことでWebrickだけで使うこともできます。
でもせっかくのウェブアプリ、自分のPCのなかでゴニョゴニョしてももったいない。
なので、今日の本題、MacのSitesフォルダを使って、Redmineを動かしてみる、ということになったわけです。(前振り長い!)
とりあえず参考は、Redmineのインストールのページ
Redmine.JP | Redmineのインストール
準備:Redmineダウンロード
以下のサイトからダウンロードをします。
Redmine.JP | Redmineダウンロード
正確には、"Rubyforgeからダウンロード" or "SVNでもってcheckout" をします。
でもって、ダウンロードしたRedmineをMacのSitesフォルダにいれます。
SVNならそのままSitesフォルダ内にチェックアウトしてくれば良い訳ですよね。
% cd ~/Sites % mkdir redmine % svn checkout http://redmine.rubyforge.org/svn/branches/0.9-stable redmine
準備:データベースの作成
とりあえず、Redmine.JP | Redmineのインストールのまんまやってみる。
create database redmine character set utf8; create user 'redmine'@'localhost' identified by 'my_password'; grant all privileges on redmine.* to 'redmine'@'localhost';
問題ないので、これで。
準備:config/database.ymlの設定
railsからdatabaseに接続する時の情報などなど。
まずは、exampleファイルがあるので、この子を使って書きなおします。
% cd ~/Sites/redmine % touch config/database.yml % cp config/database.yml.example config/database.yml % vi config/database.yml
中身は、(productionのみ)
production: adapter: mysql database: redmine host: localhost username: redmine password: 'my_password' encoding: utf8
でRedmineのページに従ってゴニョゴニョ進めていきます。
したならば、migrateをしてあげると。
% rake db:migrate RAILS_ENV="production"
するとこんなメッセージが!!
Can't connect to local MySQL server through socket '/opt/local/var/run/mysql5/mysqld.sock' (2)
Socketが間違ってる。ということで書き直してみたが、
Please install the /tmp/mysql.sock adapter: `gem install activerecord-/tmp/mysql.sock-adapter` (no such file to load -- active_record/conn ection_adapters//tmp/mysql.sock_adapter)
こんな事を言われる始末。
もちろん、activerecord-/tmp/mysql.sock-adapterなんてgemは存在していない。
よくよくconfig/database.ymlをみるとこんなことが書いてある。
# gem install mysql # (on OS X: gem install mysql -- --include=/usr/local/lib)
とりあえずgemで怒られてるし、入れなおしてみるか。
% sudo gem uninstall mysql % sudo gem install mysql -- --include=/usr/local/lib
そしたらmigration通った!!
やりましたよ、みなさん。
準備:あとは
Redmine.JP | Redmineのインストールにしたがってやってくだけです。
他のコンピュータからも見られるようにしてみる。
webrickを立ち上げているだけでは、そのコンピュータからしかみることはできません。
なので、Macでもうちょっとだけ、ゴニョゴニョしてあげます。
「環境設定>共有」と進んで、「Web共有」にチェックをつけましょう。
そしたら、もうOKなわけですよ。楽ちんですね。
一つ注意点があるとすれば、localhostのポート番号を足してあげること。
「環境設定>共有」の「Web共有」でアドレスがでるのですが、これにはポート番号はありません。
webrickが立ち上げているポートは3000。ということで、以下のようなアドレスでアクセスすると。
http://***.***.***.***:3000/
iPhoneでアクセスしてみました。