zshの本::どれだけ怠惰にshellを操作するか?効率化のための1冊
- 作者: 広瀬雄二,A5
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2009/06/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 11人 クリック: 121回
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shell操作をどれだけ怠惰に行いたいか、そんな人にはオススメの1冊。
なんでか?
「補完機能」
本文中にも、多くのページを割かれて解説されていることだが、zshは抜群の「補完機能」をもっている。
(もちろん他にもあるが、ここでは割愛。)
自分はここ半年で使い始めたから、知らなかった部分ではあるが、zshには2種類の補完機能がある。
もともとあった補完機能と、バージョンが上がってから追加された補完機能だ。
後者の補完機能が抜群に優れている。(前者の補完機能が優れていないわけではない。また環境次第では、後者の補完機能は使えない。)
補完機能が優れていると何がいいの?
それは打鍵数(キーボードをタイピングする数)が大幅に少なくなるということが挙げられる。
打鍵数が少なくなることによるメリットは、
- コマンド入力が早くなる。
- 時間短縮になる。
- 気持ちの良いシェル操作が得られる。
- ミスタイピングが減る。
- 自分でタイプしないで、シェルが用意するリストの中から選ぶことで、無用なミスが減る。
本にはどんなことが書いてあるの?
大きく分けて3つ。
- 主に補完機能のためのカスタマイズ。(zshenv, zprofile, zshrc, zlogin)
- 変数について。(bashやcshよりも高性能な変数)
- zleと呼ばれるウィジェットを作る。(シェルスクリプトのようなもの?)
それぞれで設定出来ること、オプションに付いての説明が非常に多い。
読みながら、自分の必要なものをまとめて言って、カスタマイズするのがいいだろう。
自分みたいな初心者で、ブログとかに書かれた設定をあれやこれややって、良くわからなくなった人、
ガリゴリ、カスタマイズをしていく人、どちらにもオススメ。
- 作者: 広瀬雄二,A5
- 出版社/メーカー: 技術評論社
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というか今回は、なんでzshなのかをまとめたくて、エントリーを書きました。
お読みいただきありがとうございます。