zshの本::どれだけ怠惰にshellを操作するか?効率化のための1冊

zshの本 (エッセンシャルソフトウェアガイドブック)

zshの本 (エッセンシャルソフトウェアガイドブック)

shell操作をどれだけ怠惰に行いたいか、そんな人にはオススメの1冊。

なんでか?

「補完機能」

本文中にも、多くのページを割かれて解説されていることだが、zshは抜群の「補完機能」をもっている。

(もちろん他にもあるが、ここでは割愛。)

自分はここ半年で使い始めたから、知らなかった部分ではあるが、zshには2種類の補完機能がある。

もともとあった補完機能と、バージョンが上がってから追加された補完機能だ。

後者の補完機能が抜群に優れている。(前者の補完機能が優れていないわけではない。また環境次第では、後者の補完機能は使えない。)

補完機能が優れていると何がいいの?

それは打鍵数(キーボードをタイピングする数)が大幅に少なくなるということが挙げられる。

打鍵数が少なくなることによるメリットは、

  1. コマンド入力が早くなる。
    1. 時間短縮になる。
    2. 気持ちの良いシェル操作が得られる。
  2. ミスタイピングが減る。
    1. 自分でタイプしないで、シェルが用意するリストの中から選ぶことで、無用なミスが減る。

本にはどんなことが書いてあるの?

大きく分けて3つ。

  1. 主に補完機能のためのカスタマイズ。(zshenv, zprofile, zshrc, zlogin)
  2. 変数について。(bashcshよりも高性能な変数)
  3. zleと呼ばれるウィジェットを作る。(シェルスクリプトのようなもの?)

それぞれで設定出来ること、オプションに付いての説明が非常に多い。

読みながら、自分の必要なものをまとめて言って、カスタマイズするのがいいだろう。

自分みたいな初心者で、ブログとかに書かれた設定をあれやこれややって、良くわからなくなった人、

ガリゴリ、カスタマイズをしていく人、どちらにもオススメ。


zshの本 (エッセンシャルソフトウェアガイドブック)

zshの本 (エッセンシャルソフトウェアガイドブック)


というか今回は、なんでzshなのかをまとめたくて、エントリーを書きました。

お読みいただきありがとうございます。