新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2016年版 の勝手なまとめ

個人的なメモ。去年とは書き方を変えて、時系列で徒然にしないで、勝手に括ったりしてます。

sugilog.hatenablog.com

トークイベントのハッシュタグ#compbook

高橋さん、お疲れ様でした。(『楽しいRuby』の第5版がでる?ということで、おめでとうございます。)

読みたい本

Python言語によるプログラミングイントロダクション』

Python言語によるプログラミングイントロダクション: 世界標準MIT教科書

Python言語によるプログラミングイントロダクション: 世界標準MIT教科書

MITのテキストで、プログラミングの解説をしている本。Pythonのコードが使われているということ。

『Serverspec』

Serverspec

Serverspec

Serverspecの説明はもちろん、こんなアプリケーションをつくるなら?みたいな話も書かれている。

『理論から学ぶデータベース入門』

今まで出てたリレーショナルモデルについての本はわかりづらいものが多かった。

この本は理論と実践にまたがって説明がされていてプログラマにちょうどよいっぽい。

高橋さんいわく「RDB使ってるなら誰でも読んだほうがよい。」

『JS+Node.jsによるWebクローラー/ネットエージェント開発テクニック』

ウェブのクローリングのみでなくその後処理までいろいろ書かれてる。

Electron使って、、、みたいな話は発想がすごいなぁと。

APIデザインケーススタディ

Rubyの実際の設計指針を使ってケーススタディしてる。どう考えてAPIをバランスよく作るか?みたいな。

気になった本&メモ

機械学習プロフェッショナルシリーズ

異常検知と変化検知 (機械学習プロフェッショナルシリーズ)

異常検知と変化検知 (機械学習プロフェッショナルシリーズ)

機械学習のための確率と統計 (機械学習プロフェッショナルシリーズ)

機械学習のための確率と統計 (機械学習プロフェッショナルシリーズ)

http://www.kspub.co.jp/book/series/S043.html

2016.01時点で29巻?まで出てる気合が入ったシリーズ。

来年くらいまでの出版が計画されてる。

コンピュータ書というよりも数式が多い研究に近い人に向いてるかもしれない。

研究に近いような書籍がこれだけシリーズで出てくるのは稀ですごいらしい。

『リーダブルコード』

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

2012年出版以降、ずっと売れてきた。

ジュンク堂のランキングでは2015年は4位に落ちたけど、売上は増えてる。

驚異的!

インフラ系

『たのしいインフラの歩き方』

たのしいインフラの歩き方

たのしいインフラの歩き方

インフラエンジニアって何するんだ?みたいな話。

『ネットワークエンジニアの教科書』

ネットワークエンジニアの教科書

ネットワークエンジニアの教科書

『インフラエンジニアの教科書』の姉妹本的な。

インフラエンジニアの教科書

インフラエンジニアの教科書

『インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク・デザインパターン

インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク・デザインパターン

インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク・デザインパターン

いわゆるデザインパターンではなく、ネットワーク構成(〜アーキテクチャ)について27にわけて説明してる。

ハッカーの学校

ハッカーの学校』 & 『ハッカーの学校 個人情報調査の教科書』

ハッカーの学校

ハッカーの学校

ハッカーの学校 個人情報調査の教科書

ハッカーの学校 個人情報調査の教科書

悪用厳禁だけど、みたいな情報が満載らしい。

クラッキング対策なり個人情報流出対策を立てるには必要な知識かも。

関連で、

『サイバーセキュリティプログラミング』

サイバーセキュリティプログラミング ―Pythonで学ぶハッカーの思考

サイバーセキュリティプログラミング ―Pythonで学ぶハッカーの思考

『徳丸浩のWebセキュリティ教室』

徳丸浩のWebセキュリティ教室

徳丸浩のWebセキュリティ教室

もうちょっとライトな内容。。

コンピュータの低レイヤー系

『コンピュータシステムの理論と実装』

コンピュータシステムの理論と実装 ―モダンなコンピュータの作り方

コンピュータシステムの理論と実装 ―モダンなコンピュータの作り方

NANDみたいな低レイヤーから入って、最終的にテトリスをつくっていく、みたいな説明。

『ハロー "Hello, World"』

例えばprintfはどうやって動いてるか?みたいな話を説明してくれる。

データ分析系(機械学習含む)

『10年戦えるデータ分析入門』

10年戦えるデータ分析入門 SQLを武器にデータ活用時代を生き抜く (Informatics &IDEA)

10年戦えるデータ分析入門 SQLを武器にデータ活用時代を生き抜く (Informatics &IDEA)

青木峰郎さんのデータ分析についてのお話。いろんなクエリで説明されてる感じだった。

『「少し先の未来」を予測する クックパッドのデータ分析力』

「少し先の未来」を予測する クックパッドのデータ分析力

「少し先の未来」を予測する クックパッドのデータ分析力

クックパッドのデータ分析サービス「たべみる」についての本。青木峰郎さんのコラムで開発の話が書かれてる。

『データ匿名化手法』

データ匿名化手法 ―ヘルスデータ事例に学ぶ個人情報保護

データ匿名化手法 ―ヘルスデータ事例に学ぶ個人情報保護

匿名化していかに活用するか?みたいな内容。

ヘルスデータ=健康や医療に関するデータは超センシティブな個人情報。

そんな個人情報の取扱は注意が必要だけど活用したらとても役立つよね、みたいなところに取り組むなら大事な感じ。

『ニッポンの個人情報』

プライバシーフリーク3人の対話。プライバシーの難しい話まで踏み込んでるけど対話形式なので、読み込むにはパワーが必要っぽい。

『データ解析の実務プロセス入門』

データ解析の実務プロセス入門

データ解析の実務プロセス入門

データ分析業務をすすめていく時の一連のプロセス、という内容。手法についても触れられてる?

『ITエンジニアのための機械学習理論入門』

ITエンジニアのための機械学習理論入門

ITエンジニアのための機械学習理論入門

Pythonをつかって機械学習、データ分析やってみよう的な。

『レイティング・ランキングの数理』

レイティング・ランキングの数理 ―No.1は誰か?―

レイティング・ランキングの数理 ―No.1は誰か?―

データ分析系の本としてくくってしまうと雑な扱いかもしれないけど、データ分析後の活用には必要そうな話。

レイティングについての本は珍しいっぽいけど、ただ、数理系の本らしい。

アプリ関連

Unreal Engine 4 ゲーム制作超入門』

Unreal Engine 4 で極めるゲーム開発』

Unreal Engine 4で極めるゲーム開発:サンプルデータと動画で学ぶUE4ゲーム制作プロジェクト

Unreal Engine 4で極めるゲーム開発:サンプルデータと動画で学ぶUE4ゲーム制作プロジェクト

https://www.unrealengine.com/what-is-unreal-engine-4

2014年まではUnityが多かったけど、Unreal Engineも増えてきた。

『アプリビジネス成功への法務戦略』

アプリビジネス成功への法務戦略 -開発・リリース・運用に必要な法律知識-

アプリビジネス成功への法務戦略 -開発・リリース・運用に必要な法律知識-

Excel関連

2015年は『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』が売れてたり『エクセル関数 北斗百列拳』がでてたりと、Excelの本が多く出版されてる/売れてる。

『迷惑をかけないExcel』という本はよさそう。入力と計算と出力をわける、みたいなところなんかはよい指針。ワークシートの内容が多いっぽい。

会社の非プログラマメンバーに共有しておく。

たった1日で即戦力になるExcelの教科書

たった1日で即戦力になるExcelの教科書

世紀末救世主伝説 エクセル関数北斗百列拳 (Gakken Computer Mook)

世紀末救世主伝説 エクセル関数北斗百列拳 (Gakken Computer Mook)

迷惑をかけないExcel

迷惑をかけないExcel

関数型プログラミングに目覚めた!!IQ145の女子高校生の先輩から受けた特訓5日間』

ネットで話題になったし、内容について合ってる間違ってる、みたいな話があるけど、読み進めたくなる文章。

著者さんの関数型プログラミングへの想い、文章力、が強い本。

クラウドを支える暗号技術』

クラウドを支えるこれからの暗号技術

クラウドを支えるこれからの暗号技術

PDFでダウンロードできるけど、本も出てる、みたいなのらしい。目次を見る限りもりもり。

http://blog.cybozu.io/entry/8567